Château La Coste Art Contemporain

豪華なアートワークの野外展示。プロヴァンスのおすすめアートスポット。


 

シャトー・ラ・コストに着いて最初に視界に入るのが、ルイーズ・ブルジョワの作品『CROUCHING SPIDER 6695』。

水面をクモが歩いているような視覚効果と、後ろに見えるプロヴァンスの小高い丘との不思議なサイズ感に、思わず息をのむことでしょう。東京六本木ヒルズにも彼女の作品がありますが、展示する場所でこんなにもニュアンスが変わるものかと、驚かされます。この作品展示を見るだけでも、行く価値充分。

この後は、安藤忠雄設計のメインビルディングにある受付に行って、敷地内のウォーキングマップをもらいましょう。

普通に歩いて1時間はかかるという散歩道は、ワイン畑と雑木林の中を通り抜け、メインビルディングまで戻ってくる循環コースになっています。

コース内には現代アート作品が散らばっており、それらはマップに記されているので、目当ての作品だけを見るショートカットも可能。

展示アーティストは、Alexander Calder、Sean Scully、Andy Goldworthy、Ai WeiWei,、Liam Gillick、Richard Serra、杉本博司、宮島 達男など、豪華な顔ぶれ。

Richard Serra "AIX" 2008

Richard Serra “AIX” 2008

コースの先には、誰の、どんな作品が現れるのか、歩きながら楽しみです。

ここにある作品は鑑賞者が近寄って、触れて、時には動かすこともできる、対話型、インタラクティブであることも特徴。例えばAi WeiWeiの作品は、その上を歩くようになっています。

Ai WeiWei "RUYI PATH" 2017

Ai WeiWei “RUYI PATH” 2017

現在でも新作品を敷地内に制作中で、聞いたところでジェームズ・タレルの作品も加わるそう(ウワサですよ)。

さらに今年の夏からは、あるフランス人大物女性アーティストの個展を開催予定だそう。粘ったのですが、名前は遂に聞き出せず。

安藤忠雄 "FOUR CUBES TO CONTEMPLATE OUR ENVIRONMENT" 2008-2011

安藤忠雄 “FOUR CUBES TO CONTEMPLATE OUR ENVIRONMENT” 2008-2011

安藤忠雄 "FOUR CUBES TO CONTEMPLATE OUR ENVIRONMENT" 2008-2011

安藤忠雄 “FOUR CUBES TO CONTEMPLATE OUR ENVIRONMENT” 2008-2011

ワイナリー、現代アート、レストラン、ショップ、ホテルなどを内包するシャトー・ラ・コストのオーナーは、アイルランド人のPatrick McKillen。

1955年生まれの彼はロンドンで大成功している不動産実業家だそうで、ロンドンにあるClaridge’s HotelもU2のBonoと共同経営している人。他にもホテルやオフィスビルなどの経営で大成功していますが、あまり人前には出ないらしく、インタビューもほとんど受けないそうです。建築と現代アートに心酔していて、40歳までワインは飲んだことがなかったとか。

 

そんな彼の個人コレクションの展示ですが、プロヴァンスの景色と太陽のもとで、ちょっと違ったアート体験ができること間違いなし、です。美術館や、都会の屋外展示とは違い、アートと自然、アートと景観、ランドアートなどに興味がある人でも楽しめる場所になっています。

夏のハイシーズンには1日400〜500人の人が訪れるそうですから、なるべくその時期は避けたほうが無難かもしれません。

それから、帽子とサングラスと日焼け止めを忘れずに!


 

Château La Coste ウェブサイト(英語)

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