“Your Way” Jeppe Hein / Château La Coste

どうやったら、音が視えるだろう?


 

ビジュアルアートは視覚に頼るところが大きいのですが、多くの現代アーティストが視覚と音を関連づけた作品制作をしています。

音を視る、というと不思議な感じがしますか?

例えば、音声編集ソフトでは音声を可視データ化しますし、音のボリューム表示も「目」で「音量」を確かめているので、実は身近にあるアイデアです。

現代アートのおもしろいところは、様々な、時には奇想天外な方法で、それを見せてくれること。

Château La Costeで個展を開いていたJeppe Heinの作品も、その中のひとつかもしれません。

まず、壁に展示してあるのが、この絵。

Jeppe Hein 1

そして、作品の前に置いてあるのが、このボウル。

Jeppe Hein 5

水彩絵の具が中に入っています。

この容器はただのボウルではなく、チベットのSinging Bowlのように棒で横側をたたくと音が鳴ります。

日本でいうところの、お寺の鈴(りん)。鈴棒でお坊さんが叩くとチーンって音が鳴りますよね。

これを白い紙の上において、横を優しくたたき続けると音の震動で絵の具がわさわさと揺れ始め、さらにはまわりに飛び散ります。

いくつか色を変えて繰り返してできたのが、最初の絵。

係の人がそばにいて実際にトライすることもできます。

ごんごんごんごん、という小刻みな音を鳴らした後、ふちを棒でなぞるとグオーンという音に変わり、その間にもちゃぷちゃぷと絵の具が音をたて、ボウルの外へと飛び出して「絵」を描きます。

インスタグラムでビデオを公開していますので、よかったらご覧ください。

 

この作品をつくったJepp Heinは、コペンハーゲン生まれのデンマーク人。

展示では他にも鏡を使ったインスタレーションなどがあり、インタラクティブで人間の知覚体験にうったえるインスタレーションが印象に残りました。

Jeppe Hein

Your Way, Jeppe Hein

またパブリックプロジェクトも積極的に行っているようです。

残念ながらChâteau La Costeでの展示は終わってしまいましたが、アーティストウェブサイトで作品をみることができます。

 

 

 

 

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