Paris 芸術家のお墓参り

フランスを代表する画家のお墓参り。一体誰のお墓?

パリにある3大墓地といえば、モンパルナス墓地、モンマルトル墓地そしてペール・ラシェーズ墓地。いずれも芸術家を含む各界の著名人が埋葬されている墓地として有名です、その中でもペール・ラシェーズはパリ最大とされ、たくさんの芸術家が眠っています。

今回は19世紀に活躍した3人のフランス人画家のお墓参り。一人目は新古典主義のドミニク・アングレ。

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『グランド・オダリスク』(横たわるオダリスク) 1814 ルーヴル美術館蔵 “La Grande Odalisque”

他にもナポレオンの肖像など有名な作品はたくさん。その彼のお墓はこちら。

2017-12-02-14-21-49墓石まで新古典な感じ。

次はアングル率いる新古典主義と同時期に台頭してきたロマン主義の代表格、ウジェーヌ・ドラクロワ。といえば、こちらの絵が最も有名でしょうか。

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民衆を導く自由の女神(1830年、ルーヴル美術館所蔵) “La Liberté guidant le peuple”

彼のお墓は比較的見つけやすいのです。なぜなら、ドラクロワ通りに面しているから。

Pere Lachaise Delacroix_1

こちらが彼のお墓。

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perelachaise delacroix_2

意外なほどシンプルな墓石です。

そして最後に、このドラクロワが影響を受けたとされ、若くしてこの世を去ったテオドール・ジェリコー。

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メデューズ号の筏(1819年)ルーヴル美術館

ドラクロワは絵のモデルの1人でもあります。ジェリコーのお墓がこちらです。

perelachaise gericault1

墓石をよく見ると、メデューズ号の筏が彫ってあります。

perelachaise gericault3

perelachaise gericault2

この3人の作品はルーブル美術館の目玉(モナリザやサモトラケのニケ像以外では)ですし、多くの現代アーティスト達に今でもインスピレーションを与え続けています。そんな彼らは同時代に生きて同じ墓地で眠っている。実際に墓地を訪れると彼らが実際に存在したのだという実感がわいて、美術史を学んだりルーブルで絵画を見るのとは違う不思議な感覚にとらわれます。ジェリコー、アングル、ドラクロワが生きた時代からおよそ150年が経っていますが、今から150年後「あの時代はすごかった」と人々が訪れる芸術家のお墓はどこになるのか。たぶん、世界中に散らばって旅行者泣かせなことになるかも知れませんね。

ペール・ラシェーズ墓地には他にアメデオ・モディリアーニやジョルジュ・スーラなどが眠っています。芸術に興味がある方にはおすすめですし、とても静かな場所なので、パリの喧噪から離れて落ち着くことができます。


ペール・ラシェーズ墓地
(Cimetière du Père-Lachaise)

墓地内マップ

 

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