Jacques Charlier – Une rétrospective

ベルギー人アーティスト フランスで初の回顧展

Jacques Charlierはベルギー人で、現在もリエージュに住んで活動しているアーティストです。1939年生まれなので、78歳になります。

彼のプロフィールで興味深いのは、1957年から1978年までの21年間、いわゆるサラリーマンとアーティストとの兼業をしていたということ。これは展示されていた写真を見た後で、なるほどと思いました。被写体との距離があまりないというか、アーティスト自身がその現場にいることがとてもよく伝わってくるのです。

Jacques Charlier 2

アーティストの中にはひとつの表現手段に特化するケースと、表現したい内容によって使用する媒体を変えるケースがありますが、Jacques Charlierはまさに後者。そのことについて、回顧展のインタビューでこう答えています。

アイデアを表現して他者にうまく伝えるためには、必ずそれに一番ふさわしい媒体があるんだ。[…]いい歌詞だって、ひどい歌手によって間違って解釈されたり演奏されたりすることもあるし、その逆もある。だからこそ媒体だけでなく適切なスタイルやフォーマットを模索するんだ。(展覧会パンフレット抜粋)

ひとつに絞るのもよし、絞らなくてもよし。この回顧展ではアートの可能性だけでなく、アーティストとしての生き方の可能性や選択肢を見たような気がします。


Jacques Charlier Une rétrospective
La Panacéeにて
2018月1月14日まで

 

 

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